2020年6月2日、CSG初打設を行いました。台形CSGダムとして日本最大となる当ダムの堤体打設の第一歩となります。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、参列者間の離隔距離を十分に確保し、マスク着用の上で、規模を縮小して行いました。まず、発注者である国土交通省東北地方整備局成瀬ダム工事事務所・村山所長にご挨拶をいただき、コロナ禍の中、初打設を迎えたことへの感謝と、「前日に現場を見た際、丁寧に仕事を進めている印象を受け、感動した。」とのお言葉がありました。続いて、成瀬ダム工事事務所の黒沼工事課長による「CSG打設開始を指示せよ」の掛け声の後、鹿島JVの大井・工事1グループ長の「CSG打設開始」の合図によりCSGの初打設が行われ、大きな拍手が沸き起こりました。続いて、東成瀬村の佐々木村長による力強い万歳三唱により、参加者全員で喜びを分かち合うとともに、今後の工事の無事故無災害を改めて誓いました。
今後、485万m3に及ぶ堤体打設が本格的に行われ、夏にはいよいよ「A4CSEL®」 によるCSG打設も開始される予定です。より一層気を引き締めて、今後の工事を進めて参ります。